妊娠・出産ってツラいのは陣痛と分娩だけだと思っていました

遠距離恋愛を経て結婚した私。結婚してからも仕事の都合でしばらくは別居婚でした。

ようやく一緒に暮らすようになり、直ぐに授かった新しい命に夫婦そろって大喜びしたのは、ついこの間のことのようです。私は妊娠しても、無理をしなければ仕事は続けられるものだと思っていました。

ある程度お腹が大きくなれば産休に入り、大きくなったお腹をなでながら穏やかに生まれてくるのを今か今かと楽しみにしているものだと思っていたんです。

しかし私のマタニティーライフは全く想像と違っていました。

というのも、妊娠早々酷い悪阻が私を襲ったのです。本当に何も口にすることができず、水やお茶を飲むのさえやっとの思いでした。食事なんて食べられたものではありません。

パウチタイプのゼリーを横になって吸うのがやっとといった感じで、栄養を摂らなくてはいけないと分かっていながらも私の体重はみるみる減っていくばかりでした。

妊娠初期はよく何もなくても「無理しないように」「できるだけ安静に」と言われるそうです。当然ですが、私は意図的に安静にしていたわけではありません。それらのに、まさかの不正出血まで始まって本当に何が何だか…といった状態でした。

つわりで食事はできない、吐く物などないのに酷い吐き気、そしてトイレに行く度に見る不正出血…本当に大丈夫なの?ちゃんと育っているの?と毎日が不安で仕方ありませんでした。

本来なら4週に1度と言われている初期の健診も切迫流産と言われ週に1度は病院に通い。つわりや不正出血が落ち着いたのは安定期に入ってしばらく経ってからのことでした。

これでようやく落ち着いたマタニティーライフを過ごせるかと思っていたのですが、まさかのタイミングで義父が倒れ、義家族から「長男の嫁なんだから面倒をみろ!」などとひっきりなしに連絡が来るようになったのです。

その頃、私は切迫流産の危機を脱したものの今度は切迫早産と言われている時期だったので、とてもじゃないけど入院している義父の面倒など診られる状態ではありません。

精神的に大きくダメージを受け病んだ時期でもありました。とても穏やかなマタニティーライフではなかったです。主人とも毎日ケンカばかりだったので…

妊娠と出産ってツラいのは長く続く陣痛と”鼻からスイカ”と言われる分娩の痛みだけだと思っていました。

でもそれは大きな間違いで、妊娠すると酷いつわりに襲われたり、不正出血や些細なことでブルーになったり、妊娠初期からツラいことだらけだった気がします。

それでも娘が元気に生まれてきてくれたあの喜びで全てが帳消しになった気がしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です